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小津陸天多幸図

こう書くと屏風絵の名前のようですが、こういう音楽は欧州発ですねやはり(爆)

Ozric Tentacles。オズリック・テンタクルズ。ozricってどういう意味???

「ネオ・プログレ」「ゴングの再来」「サイケ・ジャム」と、兎角イロモノ・飛び道具的な扱いを受けがちなこのバンド。
よく引き合いに出されるのがSteve HillageのSystem7。
GONGと聞くとスルー出来ない私ではありますが、OzricsもSystem7も長年聴かずにおりました。
それがひょんなことからSystem7を試聴し、GONGの幻影を求めていた私はいささか幻滅し、Steve Hillageから少し遠ざかりました。
ええい、どうせならOzricsとも決別するいい機会だと割り切り、食わず嫌いを食って嫌いになるがごとく試聴してみたのです。

それで、たまたま選んだ曲が Sploosh!

誤解を恐れず、ファンク屋から言わせるとOzricsは

・フュージョン
・ダンスミュージック

の域かと。確かに

・アーティスティックなイラスト系ジャケット
・ハードエッジなギター
・確かな演奏技術に裏付けられたシアトリカルな展開
・凝りまくった電子音・効果音

ということだけを取り上げると、上記のような変なカテゴリーに押し込められてしまいますが、よく聴いてみると、

・パーカッションを多用したトライバルな味付けがされていること
・ワンコードで引っ張る、長いが飽きない曲が多いこと
・どのアルバムを聴いてもそれらが反映され、ハズレが少ないこと

は、良質なフュージョンバンドのアルバムに近いような感じを受けます。

リーダーにして最古参である、ギタリストのEd Wynneがほとんどの曲を書いています。そういうことからも統一感があるんでしょう。
ギタリストの曲の割にはギターがそれほどギンギンしておらず、むしろリズムとトビ音系シンセのリフが曲を引っ張り続けます。
「ここぞ」という時はギターソロがありますが、それほどくどいようには感じません。

テクニカル系ギタリストが調子に乗って出す退屈なインストアルバムよりはずっと楽しめます。

しかしホンマにどれ聴いても一緒やなOzrics…

Ozrics

逆にコレクター魂に火がつく(笑)

70年代の、ちゃんと人力でやってた頃のSteve Hillageも聴きたくなってきたなぁ。
System7までいくとやっぱりちょっとキツいかな…

でもデリック・メイが絡んでたんですよね… んー...もうちょっと聴いてみ(以下略)

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コメント

相変わらず、ディープで濃い感じですね。
金さんにインスパイアされて、私もブログ始めてます。
内容は、別の意味で濃いと思いますよ。
まぁ一度覗いてみてください。

http://mojitotimesalsa.cocolog-nifty.com/

投稿: Mambo No.5 | 2009/11/02 20:37

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