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ミニノートを買ってみた

音楽と関係ないですが、おもしろい買い物をしたので。

Windows95時代にLibretto20を買った私としてはこれはいっとかなあかんジャンルの製品。
リブはほんとに便利でした。321S(PCカード一体型のPHS)とセットで持ち歩き、出張先からレポートをFAXしたり、メールを読んだり。さすがにwebを見るのは辛かったですが、それでも日常使用には十分過ぎるマシンでした。

テキスト中心ならと、その後HPの360LXに乗り換え、日本語化してやはり321Sとセットで。

今ではそれほどモバイルする仕事ではなくなりましたが、なにせ根が好きなもんで、どうしてもいっときたいと。

てなわけで買ってしまいました。

Mini91

世界のDELL謹製、Inspiron mini 9です。
正月にDELLからセールのお知らせメールがあり、
「32GBで2GBで無線LAN標準装備、OSはubuntuで4万切ってる!!!」

ってことで、Bluetoothをオプションでつけて4万チョイで買いましたよ。

ubuntuってのがポイントですな。くすぐられました。
他のミニノートが中途半端なスペックで軒並みWindowsXPを載せて高くなってるので、余計に魅力的でした。DELLのサポートは最初から期待していないので、ubuntu利用に行き詰まったらvista買えばええわということで、できるだけハイスペックでロープライスなものをという私のハートをわしづかみ。

室内使用ではwebくらいしかしないので、Linuxを使いこなさないと!という感じはまったくないですね。無線LANの設定(SSID/WEP設定など)をしたくらいで、webにもあっさりつながりましたし、画面も結構見やすく、キーも叩きやすいです。バッテリーは満充電で4時間半位持つとのこと。話半分でも2時間普通に使えるので合格でしょう。Atomはかしこいなあ。しかもデュアルコア!

電源スイッチを押してから立ち上がるまでにかかる時間は45秒ほど。BIOS画面が出るまでの時間が5-6秒とやや長め。

入っているソフト関係。
オフィスソフトはOpenOffice。ワープロと表計算はMS-Officeとほぼシームレスに使える。その上プレゼンソフトもあり。
マルチメディア関係も充実。音楽(CD焼きも)・ドロー・写真整理など一通り揃ってます。ゲームもたくさん。

モノがモノだけに、あれこれいろいろ外付けすることはありませんが、USB2.0が3ポートあるのは心強い。SDスロットも便利。

この記事もmini9で書いてますが今のところ致命的な使いにくさは感じません。なかなかいいぞ。

Bluetoothはいらんかったかも知れん… が、wasabiとか面白そうやなぁ…

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ここ2カ月の獲物たち その1

今回はCD。
Sa3c0470

左上から右に。まず1段目。
・African Rhythms. Oneness of Juju 1970-1982 (2CD)
Plunky Branchとその周辺ユニットのベスト。濃密な解説とディスコグラフィーの資料性の高さで買い。

・Big Band Man - The MPS & Polydor Studio Recordings / Peter Herbolzheimer (4CD)
ごく一部を除き入手困難なオリジナルアルバム7枚分を完全収録。どファンキーなビッグバンド。踊れる。

・Inspiration Information / Amp Fiddler, Sly & Robbie
珍しく新譜(2008)。偶然発見して無性にスラロビが聴きたくなってゲット。Fiddlerの声がriddimによく合ってます。

・Thembi / Pharoah Sanders
「千円なら買おう」シリーズ。Astral Travelingで軽く土星あたりまで飛ばされ、後は師匠のフリーな独壇場で地球に帰って来れません。

・Time Is The Key / Pierre Morelen's Gong
Gong、とりわけドラマーのPierre Moerlenが大好き。でも「Gazeuse!」ほど叩いてませんね。

2段目
・Winds & Skins : The Swedish Radio Recordings 1978 / Sabu Martinez, Sahib Shihab
・Burned Sugar : The Swedish Radio Recordings 1973 / Sabu Martinez
この2枚はいわゆる発掘音源。黒過ぎてお蔵入りになったとしか思えない。サブー師匠入魂の超どファンク。サヒブ・シハブの電気変調的歪音saxがヤバ過ぎ。家宝。

・Album / The Dave Pike Set
MPSなDave Pike Setは「見たら買い」の条件反射。悪いわけないです。Volker Kriegel天才。

・Quem E Quem (紳士録) / Joao Donato
ちょいワルDonatoで紹介したあのドナートさんです。Cala Boca Menino収録。この人も天才。

・Live In Buenos Aires / Stone Alliance
Steve Grossmanの男気溢れる咆哮が堪能できます。もう少し音質が良ければ!

3段目
・Eastern Sounds / Yusef Lateef
ラティーフ博士のブルースと東洋思想が結実した美しいアルバム。Spartacus聴いて泣きましょう!

・The Stinger / Johnny "Hammond" Smith
ジョニハモ御大の超有名盤ですね。コッテリガッツリ弾いてますよ~ Cleopatra~とBenny's Diggin'がオススメ!

・Bossa Nova Is Not A Crime / The Juju Orchestra
ドイツ産。これも新譜(2007)。イマドキクラブサウンドですね。

・The Album / Mantronix
問答無用の1985年産エレクトロヒップホップ。ミニマルな感触が最高にcool!ラップがまたエエ声!

・Priced To Sell / Funk Inc.
ファンク度はやや低めで歌モノ中心。David Axelrodなタイコが随所に地味に炸裂(笑)

4段目
・Leny Andrade / Leny Andrade
極上Jazz Bossaめじろ押しの大名盤。CDを見つけた時に思わず「うわ」と声をあげてしまいました。見たら買い。

・Soaring / Don Ellis
変拍子大魔王のMPS録音。相変わらずスリリング。ジャケットからは想像がつかないくらいファンク度高し。

・Groovy Vol.4 : A collection of rare jazzy club tracks
DeodatoのSkyscraper、Don EllisのThe French Connection、笠井紀美子&Herbie HancockのI Thought It Was You収録のお得コンピ。

・Light As A Feather / Azymuth
説明不要のクロスオーバーイレブン。

・Don Ellis At Fillmore / Don Ellis (2CD)
自由自在な変拍子ライブ。緊張する。原型ズタズタなHey Judeがオススメ(笑)

今年は当たりが多いです。嬉しい。こんな感じでジャズとファンクを中心に流していこうと思います。
次回はLP編です。お楽しみに!

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変拍子の首領・エリス

テイク・ファイブがなんぼのもんじゃい!
プログレ連中まとめてかかってこんかい!!

と言ったかどうかは定かではありませんが、ちまたで噂の「変拍子の鬼」
拍子割りとリズム構成に44年の短い一生を捧げたまさに鬼才

ドン・エリス(Don Ellis, tp)様でございます。

最初に聴いたのは
Electric_bath

Electric Bathでしたが、これはそれほど印象に残るものではありませんでした。
その後にレコードセールで見つけた
Sa3c0441

Live at Montereyにやられました。
ライナーの口上も大興奮状態です。
Sa3c0443

「想像を絶する」って(笑)

変拍子って疲れるんですよね、リズムの頭や拍子を追っかけながら聴いてしまうので。
そういう意味では、アルバム通して聴く努力は「想像を絶する」かもしれません。

でもこのライブアルバムはひと味もふた味も違います。ものすごくエキサイティングでカッコイイです。
鬼気迫るとでもいいましょうか、ライブならではのドライブ感と、どこかオリエンタルな旋律、そこに変拍子ゆえのスリリングな展開。あっという間に彼の世界に引き込まれてしまいます。代表作と言われるだけの内容だと思います。

曲の説明もバッチリです。これはNew Nineという曲の、中ジャケの能書きです。
Sa3c0442

このアルバムの日本語ライナーノーツは非常によくまとまっています。さすがは岩浪洋三さん。
要約すると、彼はボストン大学で音楽を勉強してジャズをやり出したものの芽が出ず、地元UCLAに入り直すのですが、そこでラヴィ・シャンカールに出会い、その弟子のハリ・ハル・ラオと共に学びます。

この辺の詳細は、彼と彼の音楽を紹介した強力なサイトを見るとよーく分かります。
何と、彼のリズムについての論文がダウンロードできます。興味ある方はどうぞ。この論文をチラチラ見ながらこの記事を書いていますが、ものすごく興味深いです。

その後複雑な拍を持つインド音楽にのめり込み、3ベース・3ドラム編成のビッグバンドで徹底的に変拍子ジャズを作り込みます。そうして出来上がった音楽を引っ提げ登場したのがこのモンタレー。

観客は驚愕し、驚嘆し、喝采したことでしょう。A1の
「33 222 1 222」
を聴けば納得です。

ってなわけで、その後
Live_at_montreux
Live at Montreux

Live_in_3_and_2_thirds_four_time
Live in 3 2/3 /4 times (何やこの繁分数なタイトルは)

を格安で購入。嬉。

この繁分数ライブ盤では、Freedom Jazz Danceの例のフレーズを見事なまでに七拍子に収め込んで演奏しています。

こりゃあすごい音楽に出会ってしまったなぁ。

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