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Talkin' Jazz 三部作とMPSレーベル

ACID JAZZブームの頃にGilles PetersonがコンピしたTalkin' Jazzですが、これがMPSとは知らなんだ。参った。しかも例の

「Jazzin' the Black Forest」

に堂々と載ってる! MPS公認コンピレーションなんか!?

とにかく3つ揃えました。コンピは中古で安く買えるので大好きです。

各アルバムに収録されているトラックの詳細はコチラ
vol.1
vol.2
vol.3
Vol.3は、このLPのトラックリストに加えて
16: Fritz Pauer / Modal Forces, Movement A - Gratuliere
17: Bill Evans / First Movement A
が収録されています。

これら43曲を聴く限りでは、
「MPSってジャズのレーベルちゃうん?」
と考えてしまいますが、他はもっともっと変なんでしょう(笑) それが魅力なんですが。

Blue Noteはこう、Prestigeはこんな感じ、といった雰囲気がレーベルにはありますが、このMPSは一筋縄ではいきません。ジャズレーベルの体はなしていますが、ブルースやファンクは当たり前、インドあり、ブラジルあり、ラテンあり、あるいはこれロックやん!っていうのもあり。何でもあり。これこそクロスオーバー!

オスカー・ピーターソンやシンガーズ・アンリミッテッドという、正統派看板アーティストの陰に隠れてとんでもなくひねくれた素晴らしいアルバムを、西ドイツの森の中でこっそり作り続けていたとは!

ところで…
ジャズのレコードといえばジャケットが美しいものが多く、思わず「ジャケ買い」してしまうことも少なくありません。
MPSもご多分にもれずそうなんですが、MPSの面白いところは、アーティスト自身が描いた絵画が少なからずあること。しかも見た目で「あ、これジャズのレコードや」と判らない物ばっかり。

例えばこれ↓
Oimels

The Oimelsです。ちなみに裏ジャケはこれの裏返しです。
これを描いたのはリーダーのWofgang Dauner。ジャケットだけでは予想不可能な内容です。
あの必殺シタール使いな美しい曲
Take Off Your Shoes To Feel The Setting Sun
が収録されているアルバムです。Sun is rising ~ Look at the rising sun ~ なアレです。

シュヴァルツヴァルトの森にはとんでもない怪物がいたもんです。こりゃしばらくやめられへんかも。

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