« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »

サブー上人のアフロ寺院へようこそ

Sabu Martinez
Afro Temple
recorded in Sweden

表が

で、ウラが
Sabu2
ですわ

本気ですか?
冗談ですか?
両方ですか?
サブーの旦那!

ってな具合のいかしたジャケットです。
超レア盤とか書いてますが、めっちゃメジャーなとこからリイシューされてるやん!しかも時流の紙ジャケで!
でもアマゾンでは18000円?なんで?先月アマゾンで中古を買ったけど1480円やったで。もうないのか?

まあとにかく見つけたら即買いですわ。皆さん。

肝心の中身。1曲目で能書きを垂れてるんですが、これがまた大袈裟ですわ。
このアルバムを全世界の人に捧げるらしいです。本気です。気合じゅうぶんです。
確かに捨て曲はありません。アフロっていうか、中近東のええ感じのニオイがします。

タイトルチューン(4曲目)はミドル~ややスローなファンク。サックスが全編にわたってしつこく絡みつくドープな曲です。酔っ払って聴くとちょっと遠くにイケるかも。

お次の「All camels hump」。高速パーカッションが冴える!なぜか最後の1分ほどは爆撃音がかぶって終わり。
たぶんオリジナルはここでA面終わりだと思います。

雰囲気変わってこのアルバムで最も踊れる、カッコエエ曲が6曲目。
「Hotel Alyssa Sousse, Tunisia」です。
突っ込み気味のドラムにイケイケなパーカッションが乗り上げてグルーヴを作りつつベースが引き締めてます。そいつらをややかぶり気味のサックスがグイグイ引っ張るハード・ドライビング・チューンです。大音量で聴きたいですわこれは。

もうイッチョ、中近東節全開のラストナンバー、
「My Christina」
こいつも強力なスローファンクです。じわっときます。ノリが。

しかしなんでmade in Sweden???
でもって何故にアフロ・テンプル???

さっきの能書きと短いライナーノーツから、彼は1967年にLill Lindforsという女性に「ライブやるから手伝ってヨ」と頼まれ、困った女性を放っておけない彼はスーツケースに荷物を詰め込み、ひょいっとスウェーデンに飛んだようです。このアルバムが作られた1973年現在、彼はスウェーデンに6年住み、現地の女性と結婚し、パーカッションスクールを作ってます。彼のスクールの弟子(生徒さん)もこのアルバムに参加しています。

そんなわけでMade in Swedenなんですね~ このライナーほんまによくまとまってるわ。おもろい。原文載せたいんですが、バックが赤で字が黒、しかもCDなんで字が小さくてめさ読みにくい!太字フォントにしてよって感じです。

もう一つの謎である「なんでアフロ・テンプル?」の答えは想像するに、彼の家でありスクールのことではないかと思います。
「寺院」には高僧もいれば修行僧もいます。サブーは彼の弟子や知り合いのミュージシャンたちとこのアルバムを録音したことを誇りに思いながら能書きを垂れているように感じます。その能書きの最後は「Welcome to Sabu Martinez, Afro Temple」という言葉で締めくくっています。

また「アフロ」な理由についてはいわゆる「アフリカ回帰」「ラスタファリズム(英語ではRastafarianism)」が関わっていると思います。時代背景的に。

でもまったくの私見なのではずしてる可能性大です(笑)
誰かこの謎の多いアルバムの答えを教えて下さい!!

おっと

こんなブログが

こっちの方が詳しいです。 興味ある人はどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フォーキー・ファンク

ちょっと前の話。4月の東京出張の際、神田でちょこっと時間があったので神保町を徘徊しておりますと

ディスクユニオン

神保町店

引力が

強すぎて

気がついたら入店してました

早速物色をスタート。目的なく店に行くと必ず、30分くらいすると両手いっぱいにCDを抱えています。この日もご多分にもれず。出張の荷物が重かったので厳選に厳選を重ね、吟味に吟味を重ね、耐えがたきを耐え…

生き残ったのが

Labisiffre

Ellen

です。Labi Siffreといえば、ジャミロクワイがマネしたとか、ブリティッシュ・ソウルの大御所などと評されていますが、とにかくここは黙ってThe Vultureを聴くべしでしょう。

そして、その後にシンプリー・レッドを聴いてみましょう。笑いまっせ。

一方、Ellen Mcilwaineのライブアルバム
39年ぶりの来日で、御年60になろうかとはとても思えない力量。15歳まで日本で住んでいたらしく、めっさ普通に「どうですか?」と優しく客に語りかけてます。
バンド編成はギター、ベース、ドラムのトリオ。サックスが2曲でゲスト。アコギを前面に出すにはシンプルな方がいいということでしょう。

とにかくギターさばきが素晴らしい。弦の上をピックで掃いてるような感じがするんですわ。昔、キザイア・ジョーンズのライブをBSで見たことがありますが、彼もカッティングをガシガシやってるというよりはサラサラと掃いてるような演奏でした。
Wings of a horseとToe holdは必修でしょう。確かにいいです。盛り上がってます。
でもライブならではなのが

70's medley

中身は!

It's your thing(Isley Brothers)
Real mother for ya(Johnny Guitar Watson)
Will it go round in circles(Billy Preston)
For the love of money(O'Jays)
Take me to the river(Al Green)
Jungle boogie(Kool & the gang)
Thank you(Sly)
Tell me something good(Chaka Khan)
Fight the power(Isley Brothers)

これを16分余りかけてコッテリかましてくれてます!聴き応えじゅうぶん!!必聴!!!

アイズレーに始まり、アイズレーで完結。これぞフォーキー・ファンクの真髄と言えましょう。

Fried Prideが好きな人は聴いてみましょう。泣きまっせ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

レコ評:【KOOL & THE GANG】KOOL JAZZ

ドカ買い10連発最終回を飾るのは
コチラ!!

Kooljazz

ファンク界で2番目にカッコええバンド、KOOL & THE GANG です。
KOOL JAZZ と題されたこのアルバム、
"Kool Jazz is not cool jazz"で始まるライナーノーツがアツイです。これ必見。
読んでから聴くべし的なアルバムです。

といっても何枚かのアルバムからピックアップした企画盤なんですがね。
要はKoolのインスト曲で「エエ感じ」を集めたものなんですよ。

毎度申しておりますが私のような不真面目コレクターにはこういう企画盤がいい入口になります。
このアルバムでかっこいいのが
A-2 Sombrero sam
A-4 Dujii
B-2 North, east, south, west

です。ゴリゴリ度を極力抑えた、smooth tuneですね。でもカッコエエ~
特筆はDujiiでしょう。もうフュージョンですわ。でもラッパがKool, not cool.

従いまして
"Rated X"や、初期のズンドコ名作"Chocolate Buttermilk"などは収録されていません。照準はあくまでもKoolの演じるJazzです。Koolの演奏力の確かさ、レベルの高さを思い知らされる好盤ですわ。

こうしている間にも着々とレコ/CDを買い漁っておりまして、いつの間にやらサブーのAfro Templeやらレイ・バレットの
Acid、祝!CD化・エディ・パルミエリの刑務所慰問激烈ライブ"Recorded Live at Sing Sing with Harlem River Drive"など、ラテンバカ一代の様相を呈しております。特にパルミエリの"Azucar"は即死モンですわ。これはスゴイです。
チョット聴いてみましょう
いずれ近いうちに紹介しますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

レコ評:【DOUG CARN】REVELATION

何たる失態か…

たった今

レコードから手を滑らせて

盤に

キズがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~

また買おう、ウン

というわけでコレです
Dougcarn

ダグ・カーンは先に大名盤「Adam's Apple」を聴いて気に入っていました。
彼の鍵盤ワークと、ジーン・カーンの、美しくも危うげなヴォーカルが実に印象的です。
そんなAngelic voice(ライナーノーツより)をもつ彼女を全面的にフィーチャーした今作ですが、もともとそうであったスピリチュアルジャズ全開で迫ってまいります。特に印象的なのが「Power and glory」です。不安定な高揚感とでもいいましょうか、何とも表現しがたい、他では得難い「込み上げ」がココにはあります。

不協和音とかコードのことはよく分かりませんが、先が読めない展開は実にスリリングです。予定調和などクソくらえな雰囲気が痛快です。こういうの好きやなぁ。こういうのこそフリージャズと呼んでいいと思います。スピリチュアルジャズとかいうと何かしら宗教的な要素を感じてしまいがちですが、彼の音楽はそう呼ばれています。何なんでしょうねカテゴリーって。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

レコ評:【ANDY BEY】EXPERIENCE AND JUDGMENT

アンディ

ベイ

様です

Andy_bey

分かち書きには大した意味はありません。

いやあこりゃ何と申しましょうか…
節回しが実にユニークです まるでギターソロを聴いているかのような、自由度の高い歌唱ですわ。
全体的にR&B色の強いアルバムですが、ソウルでもジャズでも、ちょっとこういうのは聴けないと思います。
ジャケットの絵には土星の輪のようなものが書いてあります。そう言われてみればサン・ラ気分な、ちょっと宇宙な風味・浮遊感も致します。不思議&かっこいいアルバムです。

おそらくタイトルからいって代表曲はA-2「Experience」とA-3「Judgment」でしょう。確かにこの2曲はかっこいいです。業務仕様としても十分使えると思います。

しかーし

私が聴いて感じた極めつけはB-1「Tune Up」、スローなファンクですがこのアルバムの中では突出した出来です。彼の持ち味が最も発揮されている曲だと思うんです。すばらしい。
これだけ歌えたら気持ちよかろうと思わせるところはアル・ジャロウに通じるものがあります。

ホレス・シルバーおじさんが自分のアルバムで歌わせたのも頷けます。

ちょっとクセになりますねこの声は。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

レコ評:【NORMAN CONNORS】DARK OF LIGHT

いやあ世の中にはホンマにいろんな音楽があるモンですね。 結構音楽は聴いてきたつもりですが、まだまだ知らない素晴らしい音楽がたくさんあり、財布がいつも空っぽです…
今日はコレを↓
Norman

ノーマン・コナーズさんです。ドラマーさんです。知りませんでした。浅学菲才でゴザイマス。
ドラマーのリーダーアルバムの割にはオラオラ度は低いです。ロナルド・シャノン・ジャクソンとはエライ違いです(笑)

ちょっとフリーな感じもしますし、環境音楽っぽい曲もあります。全曲を通じて感じる楽曲の美しさ、透明度は特筆モノです。ハービー・ハンコックの、湖に広がる波紋のようなピアノに、エディ・ヘンダーソンのスペイシーなトランペットが対極的に対峙してますね。そこを取り持つ、開放感のあるリズムセクション。カンカン鳴るスネアが印象的です。

その中でも…
B-1「Laughter」がめさめさグルーヴィーでカッコイイです。エフェクターのことはよくわかりませんが、少しワウを踏み込んだようなベース(スタンリー・クラーク!)に始まり、それに導かれるようにドラムがマイク・クラーク的な変則フレーズで斬り込みます。その上を舞うように奏でられる高低2本のフルートが超クール!!!踊れます!

ベースにセシル・マクビー、バスター・ウィリアムス、スタンリー・クラーク。ピアノはハンコックでラッパはエディヘンとゲイリー・バーツ、ヴォーカルにはディー・ディー・ブリッジウォーターと、そのスジの客演の豪華さもハンパじゃないです。

こんな感じのアルバムを何枚か出した後、ご多分にもれずブラコン路線に行ってしまいました。SOUL/DISCO路線が濃厚です。やはりコマーシャリズムには勝てないのか!?

でもちょっと聴きたい気もします。なかなか良さそうですわ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »