« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

コレ借りました

図書館で。

ファンク若造さんのコメントに触発されました。ディスコグラフィーがついてるのでそれを見て何を買うか考えようと借りましたが、先に本文に引き込まれてしまいました。壮絶。必死。まさに闘う音楽家ですね。人生濃すぎ。

自分の家を「カラクタ共和国」と言ってのけるあたりは、マザーシップが降り立ったところがゲットーだったP-FUNKに相通じるものがあります。またよくJBと比較されますが、フェラほど過激に煽り、批判し、権力が眼の敵にした音楽家はいないでしょう。もはや革命家の域ですわ。

で、とりあえず「Zombies」と、I.T.T.収録のアルバム入手のために動くことにしました。
あ、ジンジャー・ベイカーが叩いてるライブ盤も。

この本を先に読んでしまったがために、そういうことを加味して彼の音楽を聴くことになるんでしょうが、果たして自分はどのように感じるのか非常に楽しみです。

入手次第書きますね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

マ、

マイケル・ブレッカーまで…
淋しいのぅ
今Brecker Brothersのベスト盤を聴きながら書いてます
SKUNK FUNKの頃、彼は25歳。ビックリですわ

rest in peace

| | コメント (0) | トラックバック (0)

FUNKY TEXT Chapter XYZ(最終回)

いよいよ最終回、XYZです。
ファンクじゃありませんが、ファンクと深い関係のあるラテンからXavier Cugat(ザビア・クガート)を紹介しましょう。

「ルンバの王様」ザビア・クガートは、かの有名な「マンボ No.5」ペレス・プラードと並ぶラテンの2大バンマスです。どちらもダンスミュージックとしてのラテン音楽を極めた偉人です。

ザビア・クガートは1900年スペイン生まれ。幼くしてキューバへ、さらに15歳でニューヨークに移住しそこで本格的に音楽活動を始めました。
クガートの音楽は、ペレス・プラードのような熱い音楽とは対照的でええ感じにこなれており、ちょいとアーバンな雰囲気があります。それは恐らくそんな彼の出自に関係するものと思われます。

*Latin Best Applause Perez Prado & Xavier Cugat

で聴き比べるとよくわかり楽しいです。

次はYかぁ…
んーYoung Holt Unlimitedですかねえやはり。
これまたファンクではありませんが、ええノリ出してますわ。
HIPHOPサンたちが好きそうな、いなたい感じのグルーヴは唯一無二でしょう。
さらにメロがまたキャッチー!ガッチリ持って行かれますわ。
*Soulful strut
*Wack wack
で決まりでしょう。

ラムゼイ・ルイスさんとこで修行中に出た傑作ライブ「The In Crowd」も必聴です。ブルージー&グルーヴィー。ルイスさんの真っ黒けなピアノvsYoung-Holtのリズムセクションのがっぷり四つ。

酒が進みそうです。


締めくくりはのZappの登場だ!たっぷり紹介させて頂きます。

Roger Troutman率いるZappは、ぶりぶりのボコーダーと、コテコテのシンセサウンドが看板の大所帯バンドです。1980年に、ブーツィーのプロデュースによる名盤"Zapp"を出し、その筋から絶賛されました。
気をよくした彼らは、調子に乗ってこれまた大傑作"Zapp Ⅱ"を出します。その後Ⅲ、Ⅳ、Ⅴibeとアルバムを重ね、一躍ファンクバンドの有名どころとなりました。

このバンドの魅力は、どうしようもなくエレクトリックな音を、どうしようもなく人間くさく聴かせてしまうところでしょう。初期の名曲
*More bounce to the ounce
*Freedom
*Brand new pplayer(pは重ねます)

が、Zapp流クール・ファンクの真骨頂です。
特に「More bounce~」はいつ聴いてもさぶいぼモンです。

*Dance floor(東京にいた頃「レ」でよくかけてもらいました)
*Doo wa ditty
*I can make you dance
*Heartbreaker
*Itchin' for your twitchin'

あたりはZappファンクの完成品達です。くどいようですが、ファンクの基本はブルーズにあります。そういう意味ではZappというのは、音こそエレクトリックですが、ブルーズ色を非常に濃く出しているといえます。

また、Roger Troutmanというおっさんがコテコテの芸人でして、ライブはめっちゃ盛り上がります。私は2回見に行きましたが、2回ともお釣りが来る位盛り上がってしまいました。

そんなRogerは1999年、アニキのラリーに銃で撃たれて死んでしまいました。何があったかわかりませんがあまりに悲劇的ではありませんか。もうあのショーマンシップ全開のライブが見られないと思うと残念でなりません。

Roger Troutmanは、ソロアルバムもいくつか出しています。中でも有名なのが、
「I wanna be your man」です。
ソウルのツボをバッチリ押さえた名曲です。勿論ボコーダー全開です。
ソロでのデビュー作「The many facets of Roger」ではJBの「Papa's got a brand new bag」や、マーヴィン・ゲイの「I heard it through the grapevine」をカバーしています。
こちらもオススメですよ。

で、Zappのオススメアルバムは
Zapp Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
です。Ⅳ以降はちょっとなぁ…って感じですね。悪くはないんですが先の3枚が良すぎて…


Funky Text、何とか最終回に辿り着きました。いかがだったでしょうか?

「アレは何で載せへんねや!」
とか
「あの評は承服しかねる」
とかいろいろあると思います。そんな時はお便り下さいませ。
私とてまだまだ漁りが足りませんので、いろいろ教えて頂きたいと思います。

今年も既に何枚か仕入れていますので、その中からぼちぼち紹介して行こうと思います。
今年一発目の収穫はスリッカフォニックスの1stと、キャノンボール・アダレイの「Pyramid」です。
こういったところを次回ピックアップしようと思います。

また、去年やったCD-R企画を今年もやろうと思います。そのためのリストアップも
しないといかんなぁ…

お楽しみに!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

kempel

Kempel

先週末、服を買いに行ってたまたま見つけたブランド、Kempelです。
元はドイツの作業着メーカーだそうで、コットン主体の頑強な、癖のあるデザインです。
昔からワークウェアが好きな私にはど真ん中なブランドです。
もう何点か欲しいなあと思いますが、どこに売ってるんかなあ

そういや去年の今頃Liberty Bellのダウンを買ったなあ
正月はどうも物欲が出てしまいますわ
Jacket

てなわけで買ったのはこんなのです わかりにくいかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

FUNKY TEXT Chapter W

もうこれはWarしかありません。パーカッションを多用するバンドで、ラテン色が濃いのが特徴です。

…というのが一般的なWarの位置づけです。確かに音はそうなんですが、スピリチュアルな部分にはあまり触れられてはいないようです。
此れはもう感覚の世界なので、「私はそうは思わない」と言われればそれまでですが、あえていうと、「黒人音楽の最高峰」の一つがWarであると思います。ブルーズ、ジャズ、ソウル、ファンク…を見事なまでに消化し、独自の黒い世界を紡ぎ出しています。Pファンクや、サン・ラに通じる「宇宙」があります。

そんな大袈裟な事はこれくらいにして、曲の紹介を…
* The cisco kid
* the world is a ghetto

はマストです。「どファンク~」という感じではないですが、ジワジワとくるものがあります。濃いでっせ~。アルバムは
* The world is a ghetto
* Warlive
でしょう。とくにWarliveは、P-Funk earth tourと並ぶ、ファンクのライヴアルバムの大傑作の一つです。

それからWild cherry。彼らはAWB(A-Funk参照)同様、白人のバンドです。
一発屋の彼らの大ヒット
* Play that funky music
は絶対に外せません。これも不朽の名作ですね。

WildつながりでWild Magnolias。インデアン。極めてファンキー。
南部なんですがミーターズやネヴィルらとは異なり、よりスピリチュアルな、より土着的な音楽です。これがファンクの源流なのかもしれません。
こともあろうに1stはまだ聴いたことがありませんが(入手は容易です)、
* They Call Us Wild (2nd)
* 1313 Hoodoo Street (Bo Dollis & WM名義、ライヴ)

は持っています。とにかく濃い!チャント(call & response)がたまりません。
ホンマモンだけが持つ、飾りのないナマのグルーヴの洪水です。
こんな格好で眼前でファンクやられたら気絶するかも…

1313~には、ついにニューオリンズに移住してしまった山岸潤史が参加、これまたイケイケなギターを弾きまくってくれてます。痛快です。

どれか一つ挙げるとすれば
* Injuns here they come
ですね。じわっと来るドス黒さが病みつきになります。

最後にWeldon Irvineを。
彼はどちらかというとジャズ畑の人で、ニーナ・シモンに曲を提供したりツアーに参加したりしていました。当時から作曲には定評があり、巨匠ホレス・シルヴァーから
「ピアノはヘタやけどええ曲書きよるわ」
と言われたそうです。そらあんたは上手やわ!

詳しい話はここを見て頂くとして…
そんな彼が3000ドルの借金で、Nodlew(weldonの逆)という自主レーベルを作って1972年に
* Liberated Brother
でデビューしました。レコードは激レアですが、昨年P-VineがCDで再発してくれました。エライ!
以降順調にリリースを重ね、79年までに合計7枚のアルバムをリリースします。その後15年ほどは不遇の時代でしたが、アシッド・ジャズやヒップホップの連中からのリスペクトに応える形で再度表舞台に復帰します。
そんな矢先、2002年4月に拳銃自殺で59年の生涯を突然閉じてしまいました。

最も脂がのっていた~76年はどのアルバムも良い出来です。とにかく全部聴きましょう!
( )内はオススメの曲です。

* Liberated Brother(Mr. clean, Homey, Sister sanctified)
* Time Capsule(Feelin' mellow, Soul sisters, Watergate---Don't bug me!, Bananas)
* Cosmic Vortex(Walk that walk;Talk that talk, Cosmic vortex)
* Spirit Man(We gettin' down, Pogo stick, Jungle juice)
* Sinbad(Sinbad, Do something for yourself, Music is the key)

代表曲といえばこれはもう
* We Gettin' Down
でしょう。ATCQが名曲「Award Tour」で使ったことでWeldon Irvineの方が大ブレイクし、以降ヒップホップ連中に神と崇め奉られるようになったんですから。
* Sister sanctified
も結構カバーされていますね。これって彼の曲やったんや。

彼のアルバムは、古いものほど内省度が高く、新しいものほどコマーシャル度が高いような気がします。
借金してまで自分のやりたいことをやった1stと、豪華な客演(Steve Gadd, Brecker兄弟etc.)
でソウルのカバーなどを盛り込みながら、「Music is the key」のような、初期の作品を髣髴とさせるような曲もやったりなSinbadを比べても仕方ないのですが、彼が本当にやりたかったことは初期の2枚で全て出し尽くしていたような気がしてなりません。

自分の哲学と商業主義の狭間で悩み抜いて出した結論が自殺という形ならば実に悲しいことです。

そう考えると「Liberated Brother」とは何とも深過ぎるタイトルですわ…

| | コメント (4) | トラックバック (0)

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
暮れはJBの訃報という、思わぬ悲しい出来事がありましたが、それでも時間は過ぎていき、年が明けました。

昨年はジャズファンクを中心に旧譜ばかり聴いた一年でした。
そんな中唯一、いぐいぐさんから勧められて買ったアギレラちゃんの

こいつは良かったです。 アイドルさんですが芸歴が長いので懐が深いです。

で、ジャズファンクでの収穫はこれ

Caldera

カルデラです。1976年のデビューアルバムですが、これ以外はCD化されていません。でもこれが一番出来がよろしい。Wayne Hendersonとがっぷり四つに組み、本気でクロスオーバーしちゃった大傑作です。
その本気度はジャケットからも明らか。大陸同士クロスオーバー。
ここまで本気でやらないとクロスオーバーなどと言っちゃあいけませんね。
フュージョンの10000倍はフューズしちゃってます。物凄い迫力です。

これにやられてヤフオクで2nd~4thまでを落札して揃えてしまったんですが、やはりこの1stは越えられません。EMIが何故1stだけをリマスターしたのか分かったような気がします。

今年は早いとこFunky Textを完結させ、いろいろ音楽を聴き、演奏したいなと思っております。

どなた様も本年もよろしゅうお願い致します。

Power to the people !

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »