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FUNKY TEXT Chapter T

ナニをさて置きワシントンDC限定流行のGo-Goの顔、Trouble funk。
ファンク度、コールタール度共に5つ星。
Go-Goとはリズムの種類で、強靭なシンコペと6連のフィルイン、そして雨あられの如きパーカッション、というのが標準装備です。代表曲は
*Drop the bomb
*Let's get small
です。こういうモノこそライブが絶対に面白い。大昔に見ましたが、曲がすべてメドレーで、1曲(1メドレー)30分で5つ、合計2時間半踊りっぱなしという、とんでもない体力勝負を強いられてしまったことがあります。でも最高にノリます。

もうねえ、音楽は肉体でやるもんだと痛感させられますよ。
こいつら多分ほとんどモノ考えてません。ベース歯でチョッパるし。

アルバムは
*Drop the bomb
*In times of trouble
がオススメです。

Go-Goといえばここでも触れたように、開祖としてはChuck Brownですが、それをフォローしたのが彼らでありEUであるわけです。

ワシントンDCがGo-Goで盛り上がる一方で、NYではこんなことが起こっていました。
この流れのすぐそばで、ファンクを巧みに取り入れた独自の路線でユニークな音楽を創造しているグループがありました。

鬼才デビッド・バーン率いるアート集団

Talking Heads。

そうです。Stop Making Senseのあのトーキング・ヘッズです。

大至急CD屋に向かい、アルバム「Remain In Light」を購入し激しく聴きなさい!

そして驚きなさい!

ブライアン・イーノが凄腕なだけじゃない。確かにバーニー・ウォーレルのファンクが効いてるとは思いますがその程度じゃない。これはもう、ツェッペリンと並び称されるべき「どファンクロック」ですね。
それが済んだらすかさず「Speaking In Tongues」を聴き、深みにはまりましょう。
仕上げはライブアルバム「The Name of This Band Is Talking Heads」。昇天確実。
ワタシは「I Zimbra」でノックアウトされました。まいった。

その後にデビューアルバム「Talking Heads '77」から聴いてみましょう。ちょっと聴いただけでは同じバンドとは思えません。ポスト・パンクとかアート集団とか言われていた時期です。
「ちょっと変わったロックをやる人達」だったヘッズが進化するさまが面白いですよ。

とにかくRemain In Lightを聴かないと始まりません。全編コレどファンク。
昔バンドの仲間と内輪ライブで「Once In A Lifetime」を演奏しましたが、仲間であるはずの客がドン引きしてたのを憶えています。「さっきのなにあれ~」みたいな事言われて泣きそうになりました(笑)

ヘッズ=デビッド・バーン&ブライアン・イーノと思われがちです。正解です。
でも実はヘッズのファンクを叩き出しているのは、ジェリー・ハリソンの鍵盤とティナ・ウェイマスのベースだと思うのです。そこに実直なクリス・フランツのタイコが乗り、バーン先生の神経質かつ上ずった声が添えられるとあんな感じになるんだと思います。そこはかとなく、どファンク。

あと挙げるとすればTower of Powerなんですが、あまりなじみがないんですわ。
何年か前にブルーノートで見たときは確かに良かった。うん。Squib Cakeが始まった瞬間に踊ってました。昔のライブアルバムも結構いいんです。

でも何か物足りない。アルバム1枚聴いた後の爽快感がないんですわ。
なんかこう、難しいことやってんなあというのが先に来てしまい、楽しめない。
バランスが取れすぎてるんかなあTOPは。TOPファンの方ごめんなさいね。
ガリバルディもロッコも上手なんですよ。凄いんですよ。あんな事出来ませんよ。

でもね、アタイはスラロビやヘッドハンターズ、ミーターズが 好き!


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コメント

■こんばんわ。 と、とっ、Talking Headsも、「どファンク」だったん
 ですんねぇ。 ツェッペリンのお話しと同じくらいのおどろきです。
・なるほど。 私事ながら、デビッド・バーンは、他人とは思ってま
 せん。(On&Onで、ボクはどの曲も、サイコキラー風に踊ります)
・そして、Chapter T つながりでは、そのTalking Headsのティナ
 とクリス夫妻による「Tom Tom Club」も忘れられないです。 81
 年の「おしゃべり魔女」は、初めて聴いたとき身震いしました。
 けど、これはファンクじゃないですよね。 ではでは。

投稿: いぐいぐ | 2006/07/24 01:42

初コメントってことで。
個人的な印象ではTOPは白いファンク、白人のファンクって感じがします。良くも悪くもファンクに必須なドス黒さが足りないというか。数年前までは必死こいて聴いてたんですけどねぇ。

他のミュージシャンは・・・すみません。勉強不足で名前しか知らない・・という体たらく。

というか最近ファンク自体ほとんど聴かなくなりました。フリージャズとかカルト系に片足首まで突っ込んじゃって、このままズルズルと引きずり込まれそうな勢いです。

もしソッチ系で「コレええで」というのがあればまた色々教えてください。

投稿: Kinjoe | 2006/07/27 01:06

いぐいぐさんまいどです。トムトムもファンクですね。音のチープさがかえってファンク度を増幅しています。ウチの子供たちも大好きですよ。「ウーアーウーアーニーキーティー」ってやってますわ。
kinjoeくんコメントありがとう。dublog読ませてもらってます。深いね。
フリージャズといえば最近、「スピリチュアル・ジャズ」っちゅう本を買いました。コルトレーンに始まりデトロイトテクノに終わる、なかなか偏った内容です。久方ぶりにデリック・メイの名前を見ました。で、それと同じところに「Underground Resistance」というユニットが紹介されていて興味を持ちましたがどんな感じですか? こっちからのオススメはWeldon Irvineですね。ピアノ下手、曲めさカッコエエ。フリーじゃないけどかなりディープですわ。

投稿: | 2006/07/29 16:00

>dublog読ませてもらってます。深いね。
光栄です。まだまだ若輩者ではありますが、今後ともよろしくお願いします。
>「Underground Resistance」
最近アルバム出してましたね。デトロイト系では定番ですが、僕のアンテナにはなかなか引っかかってきません。
色々あるデトロイトテクノを乱暴にまとめてしまうと「透明感・浮遊感のあるディープなテクノ」といった感じでしょうか。けっこう黒い目かと。うーん・・・、やっぱり上手く説明できないですね。

http://www.thirty-three.org/index.html
ココのTECHNO→DETROITでアレコレ聴けますので良かったら。
>Weldon Irvine
ありがとうございます。今度探して聴いてみます。
身近な人達とますます話が合わなくなっていきそう・・・けど止められない。止める気なんて無いですけど。

投稿: Kinjoe | 2006/07/29 23:48

出ましたね!トーキング・ヘッズ。
思えば大学時代に谷○さんに「リメイン・イン・ライト」貸してもらったのがトーキングヘッズ初体験でした。でも何故か当時しっくり来なかったんですが、少し後に手にした「speaking in tongues」の1曲目「burning down the house」でやっぱいいんやわと改心しました。ちなみに「burning~」は日本が誇るFUNKY家庭教師(?)こと岡村靖幸もカバーしているようです。聴いてみたひ!

投稿: KZO | 2006/07/30 02:05

>Trouble funk
「TROUBLE OVER HERE TROUBLE OVER THERE」
のCDのみ聞いたことあります。これ、あまり評判良くないみたいね。
>「Once In A Lifetime」
私も演奏した事あります。金さんと一緒じゃなかったけれど。
>Tower of Power
「souled out」だったかな。始めちょろっと聞いて以来全然聞いてません。

投稿: けふもと | 2006/08/02 22:43

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