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FUNKY TEXT Chapter P

P-Funkです。といってもParliamentとFunkadelicは既にイヤというほど書いたので割愛!

まずはこの人、Prince。
JB以降の黒人音楽史上最重要人物の一人。JBのファンクネスを最も正しく継承しているのがPrinceだと私はそう思います。

彼は70年代末にデビューして、しばらくはねちっこいエッチな路線でその特異なキャラを押し出していましたが、一転、ソリッドなファンクに没入していきます。
そのキーとなるアルバムが
Sign 'O' the times
です。シンプルで強いファンク、結構はまりますよ。
おすすめは
*Sign O' the times
*Housequake
*U got the look
です。この後も
*Black album(当時は海賊版が出回って結構話題になりました)
*Lovesexy
等、クオリティーの高いアルバムを次々と出します。そして「記号化」騒ぎの後、自分の過去を葬り去ろうとし、またPrinceを名乗ってます。ええ感じです。
ミニマルにして必要十分。無駄を一切省いたように聞こえますが、果てしない「削ぎ落とし」作業の結果なんでしょう。いつ聴いてもスリリングです。

そして70's Funk のPといえばこのグループ、Pleasureです。
*Bouncy lady
*Joyous
がおすすめです。どちらかといえばジャズ・ファンクの部類に入れられます。演奏がしっかりしてるからでしょうかねえ。今ではアルバムを探すのに一苦労でしょう。私はたまたまベスト盤のCDを見つけたので迷わず買いました。

Pointer sistersも是非紹介しておかなければなりません。ニューオリンズ軍団やヘッドハンターズが全面協力した大傑作アルバム"Retrospect"から
*Yes we can can
*Chainey do
は金の字大プッシュのファンクです。Chainey doはカッコ良すぎて死ねます。
この姉妹、歌メチャうま!コーラスもバッチリやし、こんだけ歌えたら気持ち良かろうて。
さらに"Live at Opera House"という、壮絶なライブアルバムがあります。失禁。

最後にキワモノ、Pharaohsを。
オレンジ色のバックにスフィンクスっぽいラクガキタッチの絵が描かれたジャケにクラクラしつつ衝動買いした"Awakening"。70年代前期アフロ回帰型どファンクでございます。
ベーシストがバンド全体を引っ張ってますね。ブリブリですわ。
アルバムはAwakeningと、"In the basement"。basementはライブっぽい感じで、スローでじわっとくる曲が多いです。名曲"People make the world go round"のユル度★★★★★。
Awakeningから
*Dambala
*Black Enuff
*Freedom Road
*Great House
がオススメです。

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60000km

8年9ヶ月です ますます元気な我が900S 8月車検です
写真チョイぶれ
60000km


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FUNKY TEXT Chapter O

O-Funk筆頭は、Sugarfoot様率いるOhio playersです。コッテリエッチなジャケットを見て生唾の出ない人はいないはず。中味もバッチリ、エグいファンクが満載です。その名の通り、オハイオ出身のグループで、Zapp(Zで詳述)なんかと同郷です。この土地は結構多くのファンカーを生み出しているようです。

オハイオ・プレイヤーズのトレードマークは何と言ってもSugarfoot様の野良猫声です。
「ミィ~ヤォゥン」
てな感じの、シャウトとも、呟きともいえない「合いの手」がコテコテ度を増幅しています。
*Fire
*Skin tight
*Who'd she coo?
がマストでしょう。

オハイオのファンクには駄作がないのが魅力です。アルバムは
*Fire
*Honey
*Jass-ay-lay-dee
がマスト。お手軽に楽しむならベストアルバムの
*Gold
がオススメです。

続いては、アフロ・ファンクの雄、Osibisaの登場です。アフロとサイケが入り混じったジャケットが目を引きますが、中味はコテコテのアフロ。それでいてファンキー。これはいけます。アルバム"Happy Children"から
*Fire
がオススメです。

他には金の字大好きソウル系のO'jaysの
*Backstabbers
*I love music
*For the love of money
等のディスコ定番アイテムを挙げておきましょう。
ちなみに、For the love of moneyもいろいろカバーされていまして、特にデファンクトのカバーはバッキバキの大暴走ファンク仕立てです。

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FUNKY TEXT Chapter N

The neville brothersの登場です。今やニューオリンズポピュラー音楽の顔。
老舗ではアラン・トゥーサンやドクター・ジョンといった人たちが鎮座ましましています。
当然ネヴィルズも、前に紹介したミーターズも、このあたりとは密接な関係を保っています。

The neville brothersは、その名の通り、ネヴィル兄弟を核としたグループで、Voのアーロン(至宝と称えられるファルセット担当)とPerc&Voのシリル(ダミ声&あおり担当)の2枚看板。アーロンのファルセットはこの世のものとは思えないほどに美しいです。あの顔とゴツイ体からあんなに美しい声が出るとは…
フィリップ・ベイリーも真っ青。バラードを是非聴いて下さい。腰抜けまっせ。

"Peace"をテーマにしたメッセージソングや、マルディ・グラ(Mardi Gras:ニューオリンズの祭り)をモチーフにした歌が中心です。で、ネヴィルズのファンクといえばこの2曲。
*Hey pocky way
*Brother john

このテのバンドは(ミーターズもそうですが)何と言ってもライブが最高に盛り上がります。現地では毎年、「New Orleans Jazz Festival」という催しがあって、日本でもたまにBSで特集していますが、これに出るネヴィルズの黒いこと粘いこと、もう観客もノリノリで総立ち。大傑作ライブアルバム
*Nevillization
で楽しんで下さい。

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FUNKY TEXT Chapter M

Ladies & gentleman,
the New Orleans ultra heavy funk
king of the crescent moon
Please welcome
The Meters!

私のドラミングスタイルに最も影響を及ぼした彼ら。当然大プッシュです。
ニューオリンズサウンドの大御所の一つであるネヴィル・ブラザーズの前身となるインストバンドです。メンツは以下の通り。
Arthur "Art" Neville :org,vo
Leo Nocentelli:g
George Porter Jr.:bass
Joseph "Zigaboo" Modeliste:dr

ファンクなドラマーを5人選べといわれたら、ダチーチー師、マイク・クラーク師、そしてJBさん家のジャボとクライド、それからこのモデリステ師になると思います。

彼らの音を何と表現したらいいのか、誤解を恐れずに言えば「隙間だらけでスカスカ」です。しかしこの隙間を交替で埋めるように、各楽器が絶妙なタイミングで入り交じります。
モデリステ師のタメ度120%的ファットなドラミングに、ジョージのこれまたどヘヴィーなベースがドカっと盛られ、それを切りさばくレオ様の切れ味鋭い大ナタなギターワーク。その上を自由自在に遊びまわるネヴィルさんのオルガン。
かっこよく言えばインタープレイの応酬です。
それでもなぜかスカスカでGroovy。音のないところにGrooveが潜んでいるというか…
JET SET的に表現すると「鬼FUNK」です。

とにかくこれらを猛烈に聴いて下さいな。
*Cissy strut
*Chicken strut
*Pungee
それから、強烈なシンコペで押しまくる
*Funky miracle
*Africa
*Look-ka py py
*9 'til 5
このあたりが醍醐味ですね。ミーターズはいろいろベストアルバムが出ているので、どれか1枚持っていたらいいと思います。

そしてそして、手に負えないグループ、Mandrill。
日本でもっとも有名なマンドリルの曲と言えば、燃える闘魂師のテーマソングです。

ちょっと脱線してみますね。

あの曲はもともとMuhammad Aliの自伝映画「ザ・グレイテスト」のテーマソング。
何でそんなことになったのかはここでは触れませんが、あのボンバイエはMandrillです。
正しくはBoma Yeらしく、「奴をぶちのめせ」の意味だそうです。
何でそんなことになったのかはここでは触れませんが、アリはこの声援を受けて本当にボンバイエしてしまいます。これが世に言う「キンシャサの奇跡」です。


Chapter Mつながりでアリが出てきましたが、彼の生き様と黒人音楽、それを取り巻く当時のアメリカの社会情勢は切っても切れない縁があります。何でそんなことになったのか(以下略)

で、マンドリルに戻ります。
*Ape is high
*Fencewalk
*Hang loose
*Mango Meat
がマンドリルのファンクです。何故わざわざ「マンドリルのファンク」と書いたかというとこのグループ、上にも書きましたが実に手に負えない、つかみどころのない音楽をやってまして、本当の意味でのFusion(融合)を目指したバンドのようです。
バンドのメンバーも、ユダヤ人、インド人、アフリカ系とさまざまですし、ファンクはもちろんのことラテンもやるし、これはプログレですかみたいのもあるし、バラードは泣きそうになるくらい美しいし、もうどれが本当の姿か分からない、まさにマンドリルの顔のようにいろんな色があるバンドなのです。
アルバムも結構出しています。手軽に楽しむのであればベスト盤が出ていますので、それを買うのが無難でしょう。

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