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FUNKY TEXT Chapter L-2

「ファンク好きやったらZeppelinの後期とJoe's Garage周辺のZappaを聴け」と言われたという話を以前書きましたが、そのLed Zeppelinでゴザイマス。
「Coda」を含め9枚のアルバムをリリースしたZeppelin。
デビュー作から、自らを記号化したいわゆる「Ⅳ」までを前期とすると、「聖なる館」から「プレゼンス」までが後期、そして「In through the outdoor」と「Coda」を晩期とここでは定義づけ、その「後期」のみに主眼をおきます。

結論から言うと、Zepが本当にやりたかったのは紛れもなくファンクです。
ボンゾのドタバタした、しかしタメの効いたドラムと、ジョン=ポール・ジョーンズのこれまた重いベースラインに、ジミー・ペイジのどうしようもないヘタウマなリフが乗り、ロバート・プラントの甲高い歌がウワモノで添えられる…
これがZepのファンクなんです。
「聖なる館」の「The Crunge」がその黎明です。ここにすべてが詰まっています。
そして有名なリフで始まる「The Ocean」。これもいい。でも何で両方とも変拍子?

次に出した「Physical Graffiti」からはこれまたリフ命の「Custard Pie」、オリエンタル度★★★★★な「Kashmir」、そして私の大好きな「The Wanton Song」、間奏で泣きましょう。

次のアルバム「Presence」は全編これハードファンク、ブギー、ブルーズ絵巻。
今まで小出しにしていたのかお前らは! っと思うくらい激しくファンクしてます。
幕開けの「Achilles last stand」からもうガーッとイッてしまいますね。「For Your Life」の、これぞZepな独特のギクシャクしたリズムもまたファンキー。とにかくハネまくってます。最後にやりたいことやって晩年を迎えたような、そんな感じすらします。

私が学生時代に組んでいた「BC/AD」というバンドがLiving Colorの「Vivid」(1988)を聴いて衝撃を受け、ハードコアファンクをウリに、インスト中心で行こうという方向性が出たところでした。そんな頃にZepを耳にしたんですわ。
もう必死で聴きましたねこのテの音楽を。
さかのぼると高校時代にはFishboneや、まだ売れる前のレッチリをよく聴いていました。その頃は漠然と「なかなかおもろいやん」と思っていましたが、ZepとLiving Colorで一気にその方向へ進みました。
今でもこのテの音(ミクスチャーロックという表現は大嫌いですが敢えて言うなら)は好きで、Les Claypoolの変態ベースとハーブのクールなドラムが複雑に絡み合うPrimusやその姉妹品であるSausage、ハードコアレゲエの雄・Bad BrainsやDavid Fiuczynsky率いる超絶技巧ファンクロック屋・Screaming Headless Torsosなど、ズドーンと突き抜けた感じがタマラナイのです。


余談ですが、今Primusの「Suck on this」を、パソコンのCDで聴いているのですが、RealPlayerの「ジャンル」欄に
「オルタナティブメタル」
と表示されます。ナンですかこのジャンルは。

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FUNKY TEXT Chapter L-1

Lはちょっと趣向を変えて、今回はブラコンとジャズ、次回はロックでZeppelin、締めくくりはラップの開祖・Last Poetsを紹介します。

【ブラコン編】
ジェフリー・オズボーン(Vo)率いる大所帯バンド、L.T.D.です。
とにかく声がいい。その声を生かして彼は後にソロデビューをします。L.T.D.も、アースやPファンクと同じような宇宙的なコンセプトを持っていましたが、どちらかと言うと精神的なものをテーマに持っていたようです。粘い曲を聞いてても、どことなくほんわかするのはそのせいかも知れませんね。ちなみにL.T.D.の意味は
Love(愛)
Togetherness(統一)
Devotion(献身)だそうです。

という事でオススメは
*(Every time I turn around) Back in love again
*We party hearty
*Material thing
です。声いいですよ~。
アルバムは
*Something to love
でキマリです。

それともう一グループ、Lakesideです。彼らもL.T.D.と同じく大所帯です。最初は鳴かず飛ばずでしたが、ディスコ/ソウルの名門、Solarレーベルに移籍してからは快進撃です。重いファンクと、ちょっと暗めのバラードとの対比が素晴らしいです。
残念ながら私は70年代の音源は持っていませんが、Lakesideといえばこの曲でキマリの1980年の傑作
*Fantastic voyage
を大プッシュさせて頂きます。他には
*Your wish is my command
がオススメです。アルバムは、上のタイトルと同じ2枚がいい出来です。

【ジャズ/クロスオーバー編】
フライング・ダッチマン出身、ピアノバカ一代・Lonnie Liston Smithです。
初期の作品群はいわゆるスピリチュアル・ジャズというやつで、これがなかなか出来がいい。
フライング・ダッチマンから出てるアルバムはどれを買ってもハズレ無し。
1975年にリリースされたアルバム「Expansions」は、当時彼の名を一躍有名にしただけではなく、HIPHOP・クラブシーンにおいてサンプリングソースとして上質のグルーヴを提供したのです。タイトルチューンは鬼必聴。

他に好きな曲は
*Astral Travelin'
*Cosmic Funk
暗めの照明で聴けば軽く別世界に行けてしまいますよ。あとは
*Beautiful Woman
ですね。美しく、激しく、そしてクールです。

ちなみにダッチマン以降は別人のようなフュージョンマンになってます。これもまたいい。

もう一人。こっちはオルガンバカ一代、コテコテの王道。Lonnie Smithです。
Listonと区別するために、Dr. Lonnie SmithとかLonnie "ターバンマン" Smithとか言われます。
コテコテといえばこのレーベル、KUDUからリリースされた「Mama Wailer」がいいです。
タイトルチューンのユルさもさることながら、17分超の阿鼻叫喚・スライのStandのカバーもスゴイです。
またかの老舗、Blue Noteでの「Move Your Hand」の濃さといったら!
全編これDeep Funkですよ。もはやジャズの見る影無し。CD見たら即買ってください!

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アクセス障害発生

昨日の午後からほぼ1日アクセス障害がありました。今ようやく復旧したみたいでこの記事を書いています。Niftyでのトラブルです。Niftyにかわってお詫び致します。皆様ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

もう勘弁してや>Niftyさん

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FUNKY TEXT Chapter K

I can't get enough for the funky stuff!
Kool & the gangです。
かのJBをして「Koolはスゴイ オレ様の次に」と言わしめたそのファンクネスは、JTが甘く歌い上げるブラコン路線からは想像もつかないほど黒く、そして粘い。
HIPHOPな連中がサンプリングしまくる理由もうなずける永遠のリアルグルーヴがここにはあります。

デビュー作にして既に出来上がり度★★★★★の「Kool & The Gang」
タイトルチューンやChocolate Buttermilkなど、エエ意味で若さが迸ってます。

俺たちゃ叩き上げのライブバンドだぜ的に、2作目はライブアルバム、そしてなんと3作目には既にベストアルバムを出すところなどは演奏に自信がある証拠でしょう。
ちょっとドラムがフィルインで走るところはご愛嬌。

で、最重要アルバム。
*Wild And Peaceful
*Spirit of the Boogie

最重要楽曲。
*Funky stuff
*Jungle boogie
*Open sesame
*Spirit of the boogie
*Hollywood swingin'

作りこんだ展開が激シブな
*Who's gonna take the weight
*Let the music take your mind

そしてコレで燃えたカラダをKool Down
*Summer Madness
もれなくアイズレーのSummer Breezeをお付け致します。

Koolの編成はらっぱを中心とした大所帯ならではの音作りですが、漆黒度、粘度、ファンク度はア○スの1万倍はあります。アイズレーに続き、金の字大プッシュです。

Koolのファンクをお手軽に味わうには
*Spin their top hits
*Best of Kool & The Gang: 1969-1976
というベストアルバムが出ているので興味のある方はとりあえずコレ。

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