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FUNKY TEXT Chapter J

有無を言わさずJames Brownですが、入り口で紹介したので省きます。
ここはとりあえずJB's を。
その名の通り、James Brown のバックバンドで、インストです。これがまた濃い濃い。
メンツは、Fred, Maceo, St.Clare Pinkney, Bootsy/Catfish Collins兄弟etc.
めっちゃ豪華です。
ファンカーならみんな持つべきは
*Pass the peas
*Gimme some more
でしょう。他には
*Hot pants road
*The grunt(ピギーっと叫ぶサックスが緊張感をそそります)
*Doing it to death(いつ見てもすごいタイトルやね)
*Damn right I am somebody
など、名曲がめじろ押しです。

JB'Sはすべてマストですが、まずは1stの
*Food for thought
です。それから立て続けに
*Doing it to death
*Damn Right I Am Somebody
*Breakin' Bread
の波状攻撃に畳み込まれましょう。

それから一発屋さんですがダンスフロアーを激震させていまだに威光を放ち続けるJackson sistersです。
*Miracles
は永遠のダンス・クラシックです。これは是非聴いて頂きたい。
アルバム収録バージョンは子供っぽいので、ちょびっとオネエになってパンチが効いてる12inchがオススメです。

そして、James Blood Ulmerです。彼をブルースマンという人もいれば、フリージャズという人もいて、ジミヘンの再来という声も多く、アバンギャルドとも評されたりします。

多くの黒人ミュージシャンがそうであるように、彼もまた幼少の頃よりR&Bやブルースを聴き、地元のゴスペル隊に参加したりバンドを組んで地元でちまちまやったりしていたようです。初期の演奏はBig John Patton(organ)のアルバムで聴けます。普通のソウルジャズです。
その先には、その後の路線を決定づける、オーネット・コールマン(sax)との運命の出会いが待っていました。オーネットは既にフリージャズの巨匠になっていましたが、その理論を独自に展開することに躍起になっていたようです。
そこに集まったのがウルマーであり、ジャマラディーン・タクーマであり、ロナルド・シャノン・ジャクソンだったのです。
ウルマーは「オーネット学校」のもとで彼らと共に「ハーモロディック理論」を学び、優秀な成績で卒業します。

1979年にはタクーマとオーネットの手を借りながらも「Tales Of Captain Black」でソロデビューを果たします。
その翌年、1980年に「Are You Glad To Be In America ?」をリリース。ココに収録されている
Jazz Is The Teacher (Funk Is The Preacher)
は、その後出す2枚のアルバムの伏線になっていると言っていい程素晴らしいファンクネスが詰まっています。
ジャズは教師、ファンクは牧師。彼にとってどちらがより身近であったかは言うまでもありません。

ちょっと時代背景など;
70年代末期、ファンクとパンクが終焉を迎え、それぞれディスコと商業ロックに取って代わられた当時のニューヨーク。アングラシーンでは、ジェイムス・チャンスのコントーションズやデファンクト、アート・リンゼイのラウンジ・リザースやらが「No Wave」と呼ばれる集団を形成していました。
以前紹介したKONKもここに入ります。ウルマーがこの流れに入ることはごく自然の成り行きでした。

そして満を持して81年と82年に盟友アミン・アリ(bass)、カルヴィン・ウェストン(drum)を従え、
「Free Lancing」
「Black Rock」
を発表します。コレを聴いた時、「こんなカッコええロック初めて聴いた~」と感じました。
とにかくスリリングな曲展開、曲の途中に繰り広げられる、フリーというよりは開放的なインプロビゼーション、性急かつ重いリズムセクションの上で、まさにフリーに、かつストイックに弾きまくるウルマーに心底惚れました。

ファンク全開「Free Lancing」から
Timeless
Pleasure Control
Night Lover
Hijack

ロック全開「Black Rock」から
Open House
Black Rock
Moon Beam
More Blood
Overnight

もうねえ 大変なことになってますから

その後は基本に返って、先鋭ジャズをしばらくやったり、さらに立ち返ってブルースの録音を数多くやっておられます。そんな中でもファンク路線をキッチリ押さえているのが
カルヴィン・ウェストン(Grant Calvin Weston名義)の「Dance Romance」
JAMES BLOOD ULMER BLUES EXPERIENCE 「Live at Bayerischer Hof」
です。特にLiveの方は24bit DAT録音だそうで、レコードみたいに音がいいです。
このレコードまだ手に入るかなあ CD未収録の曲が1曲あるらしいです 2500枚限定プレス 見たら即買!

最新作もブルース。「Memphis Blood: The Sun Sessions」
コレはまだ買っていませんが、去年セッションでやった「Double Trouble」が収録されているので近日中に買おうと思っています。

ウルマーの「同級生」、Jamaaladeen Tacumaもかなりユニークなベーシストです。
Show Stopper(パンク・ファンク)
Renaissance Man(フリージャズ)
So Tranquilizin'(ディスコ)
等、ジャンルは多彩ですが手を抜かずどれも名作揃いです。とくにルネッサンス・マンはよく聴きました。

今、ヤフオクをちらっと覗いたらなんと、Cosmetic名義でタクーマが激弾きしている名作、テンプスのGet Readyの12インチが出品されているでは!

とりあえず入札しましたわ 乞うご期待!

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